
実録!『漫画化伝説』利用者インタビュー ~学習塾編~

「もっと知ってもらいたい」「文章や写真だけでは魅力を伝えきれない」。そんな広報の悩みを、漫画が解決するケースが増えています。しかしその一方で、実際にどんなことを依頼できるのか、どんな効果があったのか、不安に思われる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、導入のきっかけから制作過程での工夫、実際に得られた効果まで、漫画化伝説をご利用いただいたお客様にインタビューをいたしました。
今回お話をうかがったのは、東京都江東区にある学習塾「砂町秀栄ゼミナール」の教室長をされている若林 義明さん。小さな学習塾が、漫画を活用することでどのようにして地域での知名度を高め、生徒や保護者からの信頼を得ていったのか。その秘密をお届けします。
砂町秀栄ゼミナールについて…

2016年に開校。東京都江東区周辺の小学生・中学生を対象に、地域に愛される学習塾を目指す。「褒めることで力を引き出す」をモットーに、独自の「若林テスト」や「必殺技」と呼ばれる解法テクニックを開発。生徒が楽しみながら学べる工夫を凝らすことで、「生徒に教え込む」のではなく、「生徒のやる気と力を引き出す」教育を実現している。
https://sunamachi-syuuei-jyuku.blog.jp/
―漫画制作サービスを依頼したきっかけは何でしたか?
もともと塾にはマスコットキャラクターがあったので、それを活かした広報をしたいと考えていたのですが、塾の魅力を伝えきれず悩んでいました。そんなときに、ポストに投函されていた「あなたの会社を漫画にしませんか?」というチラシを見て、「これだ!」と思いました。
文章だけでは伝わりにくい内容も、漫画という形式であれば読者に強く伝えることができます。ホームページやパンフレットにキャラクターを登場させるだけでなく、ストーリーを伴って塾の強みを伝えられる点に魅力を感じました。
特に中小規模の塾では、写真や文章だけで十分な広報を行うのは難しいです。漫画であれば、キャラクターにセリフを喋らせたり、動きを表現できたりするので、塾の雰囲気が一目で伝わると思いました。
単に「この塾はすごい」と書くよりも、「こういう理由で成果が出る」というストーリーがあった方が響きますよね。漫画はまさにその役割を果たしてくれました。
▼キャラクターデザインの活用方法や依頼のコツについて、詳しくは以下の記事でご紹介しています。
―当時抱えていた課題について教えてください。
一番辛かったのは、「その塾って何?どこにあるの?」と言われて肩身の狭い思いをした、という話を生徒から聞いたことでした。当時は地域でまだ十分に認知されていなかったため、「自分の通う塾を否定されたように感じ、生徒自身が傷ついてしまったのではないか」と思うと、大きな責任を感じました。
このことをきっかけに「生徒たちのためにもしっかりと塾を周知しなければいけない」と決意したことは、今でもはっきりと覚えています。
地域での認知度向上という点では、漫画が一番効果的でした。特に子どもたちが漫画を手に取って家に持ち帰ってくれるのが良かったですね。漫画は誰でも気軽に手に取れるメディアなので、子どもから大人まで、ターゲットが限定されないのも魅力の一つです。
今では漫画の活用で地域での認知度も向上し、そういった声は全く上がらなくなりました。
―学習塾での漫画の活用方法について具体的に教えてください。
砂町秀栄ゼミナールでは、作成した漫画を地域にどう届けるかに工夫を凝らしてきました。その中でも特に効果的だったのは、スーパーでの無料配布です。
カタログスタンドに「ご自由にお取りください」と掲示して漫画を設置しています。何千部も印刷してもらい、なくなるまで配布し続けています。短期間でなくなってしまうほどの人気ぶりで、塾の存在を地域に広める大きなきっかけとなりました。


また、私の場合はデータでの配布よりも、印刷物での配布の方が効果的でした。コストはかかりますが、デジタルだけで伝えるよりも、冊子という存在感が説得力や信頼感、安心感を高めたのではないかと思います。良い紙質を選ぶなど工夫したことも、冊子の説得力がより増して人気につながったのではと感じています。
『漫画化伝説』は印刷会社さんが提供しているサービスなので、漫画制作から印刷、納品まで一貫して安心して任せることができました。
▼漫画の媒体ごとのメリット・デメリットについて、詳しくは以下の記事でご紹介しています。
―発注を決められた決め手は何でしたか?
「印刷会社が提供している漫画制作サービス」というのが一つ目の理由です。
二つ目は、細かい依頼にも丁寧な対応をしてもらえたことです。漫画化伝説に電話で問い合わせをしたところ、制作担当者の方が直接塾に来て、複数の漫画家の作例を見せてくれて、自分の要望に合ったタッチの漫画家を柔軟に選べたことが決め手になりました。
価格も明確でリーズナブルでしたし、実際の納品物も納得のいくクオリティとなりました。担当者の方には定期的に訪問していただけたので、事業内容や塾の特色への理解を深めてもらえましたし、制作上の相談にも丁寧に対応してもらえたことは嬉しかったですね。
―制作進行中に印象に残ったエピソードはありましたか?
担当者の方が過去の制作物をすべて把握してくれていて、「この子のスカートの形はこうでしたよね」と細かい部分まで覚えてくれていたのは印象的でした。継続して依頼していることもあり、修正が最小限で済み、安心して任せられます。



また、コロナ禍にはマスクケースの制作を提案してくれるなど、時代や状況に合わせた柔軟な提案や対応をしてもらえたのもありがたかったです。
私の塾も『伴走型』授業を強みにしていますが、担当者の方には丁寧で的確な対応で『伴走』してもらえたのは助かりました。
―ありがとうございました! 砂町秀栄ゼミナールさんが地域の皆様に愛されるためのお手伝いができて良かったです!
まとめ
今回ご紹介した砂町秀栄ゼミナール様の取り組みは、地域の人々との距離を自然に縮める工夫の積み重ねでした。漫画という親しみやすく分かりやすい表現を通じて、塾の存在や想いが子どもから大人まで広く伝わり、安心感や信頼感へとつながっていったようです。
情報を「どう届けるか」に少し目を向けるだけで、伝わり方は大きく変わります。今回のインタビューは、そのことを改めて教えてくれるエピソードになったのではないでしょうか。
▼漫画化伝説がこれまでに制作した実績の一部は、以下のページで詳しくご紹介しています。