まだまだ使える!DM販促のメリット・デメリット

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DMはこれまでよりも効果的に使える!

 

こんにちは、トリヤマです。

 

 

みなさんは販促、プロモーションにDM(ダイレクトメール)を使ったことはあるでしょうか?

 

 

近年webが主流になりDMは以前と比べると利用が減ったように感じられますが、実はDMとwebとはそもそもの特性が異なり、web広告が必ずしもDMの代替手段になるわけではないようです。この特性の違いをきちんと理解していれば、その場その場の目的に応じて最適な手段を選択できるようになります。是非、覚えておきましょう。

 

DMでの販促・3つのメリット

 

1.手元に残るので送付先で広がりやすい

 

DMとweb広告の一番の違いは実体のあるなし。予算やアイデアの許す限りに形やデザインに熱を入れれば、手に取ってもらえる確率も上がります。

 

 

もちろんマンガもDMに最適な手法の一つ。DMといってもチラシを折り込んで送る形にこだわる必要はありません。ページをめくって楽しめる小冊子でもいいのです。封筒に描かれたマンガを見て「おっ」と興味を持ってもらい、封筒を開けたら小冊子が入っている。受取った人は思わず読んでしまうはずです。

 

 

さらに、DMであれば手元にモノとして残ります。たとえば同じ部署内での共有や他部署への紹介など、手渡しを通じた認知度のアップが起こりやすいのです。

 

 

「そういえばこんなもの届いてたよ」と言って渡されたDMは、webサイトのURLを転送されるよりもインパクトありますよね。

 

 

2.次のステップへ誘引する導線が以前より増えた

 

過去のDMは、受取人がハガキやFAXなどで申し込まなくては次のステップへ進めませんでした。

 

 

しかし最近ではスマホが主流になり、手に取ったDMにQRコードやARが印字されていれば、そこからすぐに次のステップへ進むことができます。これはハガキ返送やFAXと比べて手軽ですし、受取人が即座に次のステップを楽しむことができるので、温度が高いままアプローチを続けることができます。

 

 

またしてもマンガでの活用事例ですが、「マンガの続きはwebで」という引きを残しておいてQRコードで案内すれば、そのままwebへ誘導しやすくなります。

 

 

web側では問い合わせ獲得やファン化のための施策で、来てくれた方々に分かりやすい導線を用意しておきましょう。

 

3.送付する相手をセグメントできる

 

webでも相手のセグメントは可能ですが、より厳密な企業規模や業種選定、エリア選定をした上での展開はやはりDMのほうが精度が上です。

 

 

webと親和性の低い、あるいはwebリテラシーの高くない相手にアプローチする際にも、こうしたセグメンテーションは活かすことができます。

 

 

逆に・・・DMのデメリットは

 

 

1.制作時間、費用がかかる

 

DMはもちろん自社でデザインしてもいいのですが、時間や手間だけでなく印刷や発送で費用もかかります。中途半端なものを作って結果が出せないよりは、プロに頼んで大きな効果に結びつけられるようにしたいところ。やはりモノとしての販促ツールなので、制作コストは避けられません。

 

 

また、思い立ったらすぐに実施できるweb広告と違い(もちろんweb広告でもユーザー登録や基本的な知識は必要ですが)、制作・印刷・発送にはある程度のリードタイムが必要なので、目的に対していつ発送するかというゴール設定から逆算し、事前の段取りはしっかりと計画しておく必要がありますね。

 

 

2.反応率の正確な計測が難しい

 

DMはアナログですから、たとえ開封されていたとしても返送などのアクションが無ければ効果を実測することはできません。これはweb広告が圧倒的に有利です。

 

 

しかし近年では、上でも話したとおりwebへの導線を敷いて相手の興味関心をどんどんと喚起していくという手法が一般的になりつつあります。

 

 

DMのQRコードを通じてサイトにアクセスした人や、DMに書かれたアドレス宛にアンケートの回答を送ってくれた人などは正確に計測できるようになりますので、従来よりも計測ハードルが下がり、より精度は上がっていると言えます。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか? ところどころにマンガを使ったDMのアピールもさせてもらいましたが、読んでいただきありがとうございます! 

 

 

DMはwebと共存し、相互に生かし合うことでより大きな効果が上げられます。

 

 

また、DMの形も単純にチラシを折り込んで入れるだけでなく、多くのページで読ませるマンガで引き込んだり、アイデア次第でいくらでも化けます。

 

 

今日の話がお役に立てば幸いです!

 




 

 

 

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