記事広告とネイティブ広告
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こんにちは、トリヤマです。前回に続いて、マーケティングのお話です。
前回:2ステップマーケティング。無料サンプルは1種類だけじゃダメ!?
せっかく立派な無料サンプルを作ってみても、問い合わせが来なければ配布もできません。自分のことを知ってくれた人たちの中で興味を持ってくれた人が問い合わせてくれるのですから、より多くの人に知ってもらう必要があるんです。
多くの人に知ってもらう・・・集客と呼ばれるこの施策には実にたくさんの手法がありますが、ここでは一番シンプルな「広告」について紹介しましょう。世の中にはどんな広告があるのでしょうか。
マンガを使って「人が集められる」記事広告づくり!
マンガをつくるサービスをやっている手前、ボクが猛烈にオススメするのはこの記事広告です。
記事広告とは何でしょう。たとえば、雑誌を手に取ってみてください。パッと見、普通の4ページ程度の記事があります。しかし読んでいくうちに、特定のブランドの商品やサービスの魅力が織り込まれていることに気づきます。記事を読み終えた頃には、あなたはその商品についてひととおり理解し、「めっちゃ欲しい!」という気持ちを駆り立てられた場合には、そのままお店へ向かうのです。ページの隅っこを見てみると、だいたい「協賛:●●社」みたいな形でスポンサーが書かれていたりします。
この記事広告は漫画化伝説と非常に相性がよいのです。それは伝わりやすい商品解説ができることや、ユーザーの反応、効果をマンガで強烈に伝えることができるからです。
webでの広告なら、バナーだけでなくネイティブ広告も活用しよう
web広告ではバナーを用いたリスティング広告やリマーケティング広告など、さまざまなものがあります。
ここでは、記事広告の一種であると言われる(記事広告とは明確に異なるとする説もあります)ネイティブ広告を紹介します。
ネイティブ広告とは、まるでそれが普通のwebメディアの記事であるかのように作られ、いわゆる「売り込み」を想起させるような見せ方を一切していない広告です。
たとえば「●●の鍋を使った料理だけで1ヶ月過ごしてみた」という記事があったとします。
この記事、パッと見ふつうのブログやまとめサイトの記事などで見かけそうなタイトルです。中身を読んでも、ただただ鍋を使った美味しそうな写真やら料理のレシピやら感想やらが述べられていて、売り込みの要素はありません。
ですが、これを読んだあとに読者はどう感じるでしょうか。
「自分もこの●●の鍋、欲しい」と購買意欲をそそられます。
このときの印象が、今すぐ購買につながったり先々での購入動機につながったりして、広告主の狙いどおりとなるわけです。
ただ原則「広告記事である」という断りはどこかに入れておく必要があります。ただのステマになってしまいますからね。
これwebで主流の考え方なんですが、別に雑誌でもできるよなあ、と思います。費用対効果とか考えると圧倒的にweb向きなんでしょうけど、ネイティブ広告だけで集めた小冊子とかパンフレット作ってもいいんじゃないかなあと。
このネイティブ広告自体をマンガで作ることももちろんできます。読み手に強いインパクトを与えるために、ぜひ活用してほしいですね。
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