
実録!『漫画化伝説』利用者インタビュー ~キャラクターデザイン編~

「キャラクターを作ってみたいけれど、何から始めればいいのかわからない」
「PRをもっと親しみやすくしたい」
…そんなお悩みを抱える企業や団体は少なくありません。
今回は、公益財団法人足立区勤労福祉サービスセンター「ゆう」(以下、「ゆう」)様に、オリジナルキャラクター制作のきっかけや導入後の変化についてお話を伺いました。会員向けサービスの魅力をどう伝えるか、限られた予算でどのように広報を強化していくか…その課題に向き合うなかで生まれたキャラクターは、会報誌やSNS、キャンペーン施策など幅広い場面で活躍し、組織内外にうれしい反響をもたらしています。制作の裏側や実際の効果、職員の皆さまのリアルな声を通して、キャラクター活用の可能性をご紹介します。
公益財団法人足立区勤労福祉サービスセンター「ゆう」について

―キャラクターを作ろうと思ったきっかけや経緯を教えてください。
別件で編集業者を探している際に御社と出会い、業務内容をご説明いただいた際に、「編集だけでなく、漫画やキャラクター制作もできますよ」と伺ったのがきっかけでした。それまで他の自治体や団体で漫画やキャラクターを活用したPRが広がっているのを見ていて、「やはりオリジナルキャラクターがあると伝わりやすいのだろうな」とは思っていたのですが、実際どこにどのように依頼すればよいのか、費用はどの程度かかるのかといった点が全く分からず、二の足を踏んでいたんです。
ちなみに、過去にも初代ゆうちゃんというキャラクターはいたのですが、長らく使われていない状況で…。そうしたなかで『漫画化伝説』を知り、キャラクターと漫画による販促を具体化できるチャンスだと感じ、制作に踏み出すことにしました。

―ご依頼当時抱えていた課題について教えてください。
当時の一番の課題は、“サービスの魅力をうまく伝えきれていない”という点でした。これまで、入会案内やキャンペーンチラシなどは職員が原稿を作成し、印刷会社にデザインをお願いする形で進めていました。ただ、専門的なデザインの知識があるわけではないため、どうしても見せ方に限界があったんです。“少ない経費で大きなサービス”という、会員にとって魅力的な事業を提供している自信はあるのですが、それが十分に伝わっていないもどかしさは常に感じていて…。
また、会員数の減少も続いており、このままでは会員が減少する → 収入が減る → 事業規模が縮小する → 魅力が下がる、という負のスパイラルにつながってしまう危機感もありました。そのため、PRの強化は避けて通れない課題でしたし、単に見た目を整えるだけでなく、“どう伝えるか”から見直す必要があると考えていました。
そういった状況を打破する強力なアイコンとしてキャラクターがいれば、これまでとは違ったアプローチができるのではないかという期待がありました。
―キャラクターのデザインを決めるときに重視したことはなんですか?
キャラクターデザインの選定については、職員全員で関わる形を取りました。複数案をご提示いただいたうえで無記名でのアンケートを実施し、投票によって意見を集約しました。そのなかで意識していたのは…
・親しみやすさ、かわいらしさがあるか
・「ゆう」のイメージと合致しているか
・足立区の他のキャラクターと重ならないか
といった点です。どの案も魅力的で甲乙つけがたかったのですが、それぞれにきちんとしたコンセプトがあり、納得感を持って選定できたと感じています。
―作成したキャラクターの活用方法や今後の展望を教えてください。
現在は、会報誌やホームページ、SNSなど、さまざまな場面で活用しています。なかでも大きかったのは、入会案内やキャンペーンのチラシを漫画形式にしたことです。ゆうちゃんをナビゲーター役としてストーリーで伝えることで、以前よりもサービス内容が伝わりやすくなった実感があります。
また、LINEスタンプも作成しましたが、限定1000個を無料配布したところ想定よりも早く終了し、一定の手応えを感じました。今後はイラストのバリエーションを増やし、有料スタンプとしての販売も考えています。駅の情報ラックでの配布についても印象的で、チラシにキャラクターステッカーを付けたことで、配布率が前年の倍以上に増加しました。駅によっては数日で一気に無くなるケースもあり、「もしや隠れファンがいるのでは…?」と思っています。ステッカーの余剰分は缶バッジに加工して、窓口にいらしたお子さんにおまけとしてプレゼントしたりしています。



―当社にご発注いただいた決め手は?
センターの現状把握をはじめ、提案、キャラクター・漫画の制作、編集、デザイン、印刷まで一貫してご対応いただけるというのが魅力的でした。費用面についても、事前に聞いていた他団体の事例と比べるとリーズナブルで、「これであれば進められる」と判断できたことも決め手になりました。
―制作進行の過程などで印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
センターの常勤職員全員で御社のスタッフとの打ち合わせに臨みましたが、仕事であることを忘れるような、笑いの絶えない楽しい会になったことが印象的でした。職員も全員ノリノリで、細かな設定やデザイン修正について活発な議論ができ、キャラクターへの理解や愛着が深まっていったように思います。
また、そのなかで出たアイデアをベースに急遽2体目のキャラクターを作ることになったのも嬉しい誤算でした。経費は予定より増えましたが、その後の展開も広がったので、結果としては良かったと感じています。

―作成したキャラクターに対する周囲の反応はいかがですか?
センター内ではとても評判が良く、誌面制作時の癒しになっています。事務所のPOPや張り紙にもたくさん登場し、目を和ませてくれる存在です。新たに異動してきた職員も自発的に活用してくれている場面も多く見られます。外部の方に対しても、名刺などに掲載してお渡しすると「可愛いですね」と声をかけていただくことが多く、第一印象としての効果を感じています。
一方で、会員や区民の方から直接的なご意見をいただく機会はまだ多くはありませんが、配布している一部の資料に対して「可愛い」といった感想をいただいたこともあり、少しずつですが認知は広がっているのではないかと感じています。
また、他のサービスセンターから「このキャラクター、どうやって作ったんですか?」とお問い合わせをいただくこともあり、同様の課題を抱えている団体にとって、参考となる取り組みになっているのではないかと思います。
まとめ
今回のお話から見えてきたのは、キャラクターは単なる“かわいいイラスト”ではなく、組織の想いやサービスの魅力を伝える大切なコミュニケーションツールだということです。「ゆう」様では、親しみやすい存在として情報発信の幅が広がり、チラシ配布率の向上やLINEスタンプの好評など、具体的な成果にもつながりました。
さらに、職員の皆さまが主体的に制作へ関わったことで、組織内での愛着や一体感も育まれた点がとても印象的です。伝えたい価値があるのに届いていない…そんな課題を感じているなら、キャラクター制作は有効な一手になるかもしれません。
『漫画化伝説』では、オリジナルキャラクターの企画段階から活用方法まで、専属のプロデューサーが一貫してサポートしております。ぜひお気軽にご相談ください。



